月次のアクセス解析で「見るべき指標」
標準レポートの一つであるユーザーレポートは、
サイトを訪れるユーザーを具体的に知ることが出来る機能になります。
知ることが出来る具体的な内容には、ユーザーが初めてサイトに訪れたのかリピーターなのか、ユーザーが滞在している国や地域、使用しているブラウザ、どのようなデバイスで閲覧しているのかなどになります。
ユーザーの国や地域に関しては、ユーザーのほとんどが日本人であるだろうと考えられますので、活用する機会は少ないといえます。
新規ユーザーとリピーターの割合から、サイトの特徴が分かります。サイト開設から時間が経過していても新規ユーザー率が高いのならば、ユーザーを引き付けるサイト作成に成功しているといえます。また、リピーター率が高のならば、ユーザーを引き付けるコンテンツを継続的に提供していることが考えられます。
新規ユーザーとリピーターのページビューや滞在時間、直帰率などの平均を比較することで、サイト内の問題点を洗い出すこともできるでしょう。リピーターの直帰率が新規ユーザーの直帰率よりも高ければ、新規ユーザーにとっては価値が高いサイトに思われているが、リピーターにとっては価値が高いとはいえないサイトだと思われている可能性があります。
このように、ユーザーレポートを読み解くことで、サイトの特性が見えてくるでしょう。